ジャパニーズポップスを掘る

60~70年代の日本のロック&ポップスを中心に紹介していきます。

竹内まりや / ヴァラエティ

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竹内まりや 「ヴァラエティ」 (1984年 / MOON)

1. もう一度
2. プラスティック・ラブ
3. 本気でオンリーユー (Let’s Get Married)
4. One Night Stand
5. Broken Heart
6. アンフィシアターの夜
7. とどかぬ想い
8. マージービートで唄わせて
9. 水とあなたと太陽と
10. ふたりはステディ
11. シェットランドに頬をうずめて

(LPは、SIDE-1が1~5曲目、SIDE-2が6~11曲目となっています。)

 

今回は竹内まりやさんの1984年のアルバム「ヴァラエティ」を紹介させて頂きます。

 

前作「ポートレイト」発表後、まりやさんはしばらく音楽活動を休止されていたのですが、本作はその休業中に書かれた曲が多く収録されているようです。

旦那様の山下達郎さんも驚いたというほど各曲のクオリティが高く、そこに達郎さんのプロデュースや達郎さんゆかりのミュージシャン達の演奏が加われば、最高の音楽が生まれないはずがありません。

本アルバムは当然のごとくオリコン初登場1位を獲得!

その後も現在に至るまで世代を超えた音楽ファンに愛される名盤となっています。

 

1曲目の「もう一度」のイントロから、もう心は「ヴァラエティ」の世界に飛んでいってしまいます。

リアルタイム世代の方々は、この曲がラジオでかかりまくっていた当時の思い出などもよみがえってきてしまうのではないでしょうか?

 

また、2曲目の「プラスティック・ラブ」が、数年前から世界的にリバイバルヒットしていますね!

筆者が知る限りでは、2018年頃からYouTube上で、本盤収録の「プラスティック・ラブ」のカバーを投稿するミュージシャンが続々と現れ始めたことが、その一因かと。。

この手のグルーヴをしっかりサウンドに乗せられるのは、やはり達郎さんの手腕のスゴさなのでしょうね。

今回のリバイバルヒット、個人的には90年代の中頃に達郎さんの「WINDY LADY」がクラブシーンでヒットしていたことと、ちょっとシンクロしてしまいます。

「プラスティック・ラブ」は、達郎さんも古くからご自身のライブで取り上げておられ、達郎さんのライブ盤「JOY」にも達郎さんのバージョンが収録されていますので、未聴の方はこちらも是非!

 

とにかく曲も歌詞も歌も演奏も、全曲スバラシイ、いや素晴らしすぎるアルバムです。

アナログ盤の相場も日々上昇中ですので、お持ちの方は大切になさってくださいね!